iPhoneでスタジアム全体を撮影。大型ビジョンの新しい活用方法

ZOBIエンタープライズでは2020年よりテスト運用を行い、2021年2月28日よりiPhoneのカメラ機能を活用して、スタジアム内を自由動き撮影し、正田醤油スタジアム群馬の大型ビジョンにリアルタイムに写す新たな試みをはじめました。

主な活用場所として、正田醤油スタジアム群馬で開催されている、J2ザスパクサツ群馬ホーム戦、天皇杯、クラブユース選手権大会など

昨年度は、Goproを使用しテスト運用を行いましたが、撮影中の確認モニターサイズが小さすぎる。また広角、標準、望遠などが困難であったためGopro断念。今年はiPhone活用に決めた。

iPhone 11 Proからカメラレンズ機能の性能があがり、超広角、標準、望遠レンズが付いたことで、レンズ交換の必要がない。またディスプレイサイズも5.8インチと丁度良い。

2014年から2020年まで、業務用SONY PMW-160を使用していたが、撮影時の移動が大変。重い。移動範囲が狭い。ケーブルが邪魔。などなど、不満だらけ。

 

■ 昨年度までのカメラ運用方法

・SONY PMW-160(2.6kg)
・三脚 RS-450RM(12kg)
・ケーブル30mまで。それ以上は映像が送れなかった。

総重量として約14.6kgあり、移動も大変。そしてケーブルは30mと撮影エリアが狭い。

 

■ 今年からiPhoneでの撮影

・iPhone 11 pro(188g)
・DJI OSMO MOBILE 3(405g)
・無線映像伝送(約400m・400g)

総重量として約1kgと今までよりも非常に軽く、女性でも撮影ができる。またスタジアム全体(約22,079m2)陸上トラック全面を撮影エリアにすることができ、さらに移動しながら撮影ができるので、スタジアム臨場感なども表現できるようになった。

無線映像受信機はメインスタンド側4階大型ビジョン操作室に設置し、ジンバル(DJI)にiPhoneを取り付け、Lightning – Digital AVアダプタ経由で送信。すべてバッテリーで起動するので、連続約2〜3時間は撮影可能。撮影は連続で行わないので、休憩中にこまめに充電してます。

バックスタンドまで約300〜400mは問題なく撮影できるようになりました。
また、選手ウォーミングアップ(ロッカールーム→バックスタンド観客席→ピッチ)の撮影や、イベントも自由に撮影できるメリットがあります。

これからもっと選手、サポーターも含め、大型ビジョンを楽しく、スタジアムを盛り上げていきます。